
英NothingとKEFが戦略的パートナーシップを締結。新製品が間もなく登場
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Nothing KEF

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ロンドン発のテックブランドNothingと、60年以上の歴史を誇る英オーディオブランドKEFが、2025年5月13日、戦略的パートナーシップの締結を発表しました。
両社は「サウンド・イノベーションの新境地を切り拓き、より多くのユーザーに質の高いオーディオ体験を届ける」ことを目指し、今後共同開発による新製品を展開していく方針とのことです。
NothingとKEFについて

Nothingは2020年創業の新興ブランドでありながら、透明感のある独創的なデザインと、スマートフォンやワイヤレスイヤホンなどの製品で急速に存在感を高めてきました。これまでに900万台以上の製品を世界で販売し、デザイン性とユーザー体験を重視したアプローチが支持されています。
一方、KEFは1961年に元BBCエンジニアのレイモンド・クックによって設立され、ハイファイオーディオのパイオニア的な存在。BBCモニタースピーカーの製造や世界初の同軸スピーカードライバー「Uni-Q」の開発など、業界をリードする技術革新を続けてきました。
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共同開発で「新たな基準」を創出
今回のパートナーシップは、KEFの精緻な音響技術とNothingのデザイン主導のテクノロジーを融合し、「日常のリスニング体験に新たな価値を提供する」ことを掲げています。
Nothing Community上で、Nothingのスマートプロダクトマーケティング責任者アンドリュー・フレッシュウォーター氏が以下のようにコメントしています。
「KEFの何十年にもわたる専門知識と、私たちのデザイン主導のアプローチを組み合わせることで、日常のリスニング体験における新たな基準を築きます」とコメント。KEFのグレース・ロー社長も「イノベーション、品質、デザインへのこだわりを共にするブランドとのパートナーシップで、サウンドの歴史に新たな1ページを刻む。」
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今年後半にNothing × KEFの新製品が発売
Nothingによると、既に両社で複数の製品を共同開発中とのことで、詳細は数か月以内に発表されるようです。
Ear (1) からNothingのオーディオ製品を愛用しているユーザーとして、両社の今後の発表に注目したいです。
Source: Nothing, KEF