【速報】Immersed 「Visor」が正式発表。片目4K、重量186gの新型ヘッドセット

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ワタソン
2024-09-20

Immersed社のCEOであるRenji Bijoy氏が、Immersed IRL 2024にて同社の新しいVRヘッドセット「Visor」について発表しました。

以下に現時点で判明しているポイントをシェアします。

  • 片目4K micro OLED
  • 重量は186gで、Vision Proの3分の1 (ステムを除く)
  • 外部バッテリー付属(3時間動作)
  • 本体にはWi-Fi非搭載(バッテリーに搭載)
  • 3D映画に対応
  • ステム着脱可能 (下に画像あり)
  • ヘッドストラップあり (下に画像あり)
  • 収納ケース付属
  • バックパックも発売 (別売り)
  • カラーパススルー対応だが、詳細言及されず
  • 価格は499ドル (約71,000円) だが、その後一定期間サブスク加入の必要あり
Image: Immersed (ステム部分)

Image: Immersed (ヘッドストラップのイメージ)

同社は7年前の設立以来、VRを使ったリモートワークに注力してきた企業で、Meta Questを始めとする主要のVRヘッドセットで仮想ディスプレイを表示し、生産性向上を図るためのソフトウェアを提供しています。(筆者もQuest 3で使っています)

軽量・コンパクトな「Visor」の特徴まとめ

「Visor」の最大の特徴は、そのコンパクトさと軽量さ。なんと、重量はわずか186gで、iPhone 15 Pro Max(ケース付き)の290gよりも軽い。MetaQuest 3の2.5倍、Apple Vision Proの3倍の軽さを実現しているそうです。

Image: Immersed

デザインもサングラスのようにスリムで、装着時の違和感を最小限に抑えているそう。ディスプレイには4K解像度のマイクロOLEDを採用し、没入感と文字の可読性の両立を図っています。

生産性を追求した機能

前提として「Visor」は、ゲーミングではなく仕事での使用に特化したヘッドセットです。

PCと連携し、VR空間内に5つの仮想スクリーンを出現させ、没入型のPC作業環境を提供することで、ユーザーの生産性を高めることを目的としています。

しかしながら、PC連携だけでなく単体でのWebブラウジングや、3D映画の視聴にも対応ようで、エンターテインメント機能も備えているそう。

Image: Immersed

Wi-Fiアンテナは外部バッテリーに搭載されているとのことなので、基本は外部バッテリーの使用を想定しているようです。

そういうことなら、この外部バッテリーは必須になりますね。

Visorバックパックも発表

Image: Immersed

本体をしっかり収納できるケースに、給電ポートが2口付いたバックパックも発表されました。

価格は129ドル (約18,400円) で、別売りとなるようです。

Image: Immersed

なお、本体のみを収納するケースは付属するそうです。

価格発売時期

Image: Immersed

当初は2.5Kモデルと4Kモデルの2種類を予定していたが、ユーザーの96%が4Kモデルを選んだため、4Kモデルに一本化することになったそう。

価格は、399ドル (約56,000円) の頭金と月額利用料の組み合わせで提供され、10月1日以降は頭金が499ドル (約71,000円) に値上げされる予定です。

本記事はKeynoteセッション終了直後に公開した記事で、まだ情報が少ない状態です。この後デモの配信もあるので、新情報があれば追記します。

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ワタソン
Published on
2024-09-20