Image: OpenAI
米OpenAIは4月14日(現地時間)、日本法人OpenAI Japanの設立と、日本語特化のGPT-4カスタムモデルの提供を発表しました。
OpenAIのアジア初の海外オフィスは東京に設置され、これによりロンドン、ダブリンに次ぐ3番目のオフィス開設となります。またOpenAI Japanの代表には、元AWS Japan社長の長崎忠雄氏が就任しました。
3倍高速になった日本語特化モデル
日本語に特化したGPT-4カスタムモデルは、翻訳と要約の精度、コスト効率が向上し、前モデルのGPT-4 Turboと比較して最大3倍の速度で動作するようです。そして日本語最適化により、必要トークン数は減少し、コストが47%削減されたとのことです。
また、英語学習アプリ「Speak」では、このモデルを使用することで、ユーザーの間違いを訂正するスピードが2.8倍高速に。このモデルは数カ月以内にAPIを通じて広くリリースされる予定ですが、ダイキン、楽天、トヨタコネクテッドなどの日本企業が既に導入しているとのことです。
OpenAI Japanの設立に伴い、OpenAI公式サイトの”Careers”ページで求人情報の掲載も開始しています。
Source: OpenAI
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