英テック企業Nothingが、2025年3月4日19時(日本時間)に開催予定の新製品発表イベントにて、Phone (3a) シリーズが発表されることが「Q4 2024 Community Update」で明らかになりました。
Phone (3a) シリーズはカメラが三眼構成に
先日Xなどで公開されたPhone (3a)で撮影されたと思われる動画では、カール・ペイの映像をズームする過程でレンズ切替えの兆候が確認され、光学ズームの存在が示唆されています。
リーク情報によると、以下のカメラ構成になるとのこと。
- 50MPメインセンサー(Sony IMX890)
- 50MP 2倍光学ズーム(Samsung JN1)
- 8MP超広角(OmniVision OV08D)
あのアイコニックなお目々がなくなってしまうのは少し残念ですが、今回もグリフインターフェースは搭載されているようです。

中価格帯のスマホ × 光学ズームは、Nothingがリリースして初めて誕生する組み合わせかもしれません。
Phone (3a) のスペック(うわさ)

GMSArenaの情報によると、Phone (3a)にはSnapdragon 7s Gen 3チップセットが搭載されていて、6.8インチのFHD+ AMOLEDディスプレイ(リフレッシュレート120Hz)を採用しているようです。
バッテリーは5,000mAhのバッテリーで、45Wの急速有線充電に対応。背面にはグリフインターフェース搭載で、NFC機能もサポート。発売初日から、Android 15をベースにしたNothing OS 3.1が稼働するとのこと。
また、Phone (3a)とPhone (3a) Proの2パターンあるそうです。
日本発売にも期待
日本でもこれまでのPhoneシリーズがほぼすべて発売されていることから、Phone (3a)シリーズの発売にも期待が高まります。
何より、Nothingの日本法人が設立されており、前モデルのPhone (2a)にはFeliCa/おサイフケータイ対応が組み込まれていました。
今回も日本市場向けにローカライズされた製品の発売が期待されます。
そのほかアップデートで発表されたこと

Android 15ベースのNothing OS 3.1では、会話型AIアシスタントを新たに搭載。今回CBO(Community Board Observer)に就任したAdam Bowman氏は、ユーザーから寄せられた「非ラテン文字表示の最適化要望」を経営陣に直接伝達済みと報告しています。
2024年にリリースされた「Snake Game」ウィジェットに続き、2月下旬から新天気アプリの提供を開始。コミュニティ参加型開発プロジェクトの拡大がアナウンスされ、Widget開発ガイドラインの公開が予定されています。
今回のリリースは、中価格帯市場における「デザイン性と機能性の両立」という新たな基準を打ち立てる試みと言えそうです。MWC2025での詳細発表が待たれるところです。