英コンシューマー・テクノロジー企業のNothing社から、新しいオープンイヤー型イヤホン「Ear (open)」が発表されました。
14.2 mmのドライバーはチタンコーティング
同製品は、14.2 mm ダイナミックドライバーにチタンコーティングを施すことで、高周波数帯域の応答性が高いとのこと。
対応コーデックはAACとSBCのみで、近頃のEarシリーズに搭載されているLHDCやLDACコーデックには非対応。なお、Bluetoothバージョンは5.3です。
デュアルスピーカーシステムで音漏れ防止
オープンイヤー型イヤホンの課題である音漏れを防ぐため、同製品ではデュアルスピーカーシステムを採用しているそう。
耳に向かって音を出すスピーカーと、外向きに逆位相の音を出すスピーカーを組み合わせることで、音漏れを効果的にキャンセルしているとのこと。
なお、周囲のノイズを低減するノイズキャンセリング機能は非搭載のようです。
フィット感
カナル型のイヤホンと比べてフィット感の調整が難しいオープンイヤーですが、同製品は世界中からテスターを募り、40以上の試作を重ねて完成したそう。
イヤーピースは耳の頂点に位置し、ドライバーは耳の穴の真上、バッテリーは耳たぶの後ろにぴったりとフィット。
しかし、こればかりは実際に装着してみないとですね…。
その他の特長
- 1回の充電で8時間、ケースを含めて30時間の再生が可能
- 120ミリ秒の低遅延モード
- 自動ベース強調システム
- 厚さ19mmの薄型ケース
- タッチコントロール
- 重さは片耳で8.1g
価格と発売日
Ear (open)の価格は、以下の通りです。
- 米国: $149
- 欧州: 149ユーロ
- 英国: 129ポンド
- 日本: 24,800円
正直なところ、22,800円のNothing Earよりも高いとは驚き。日本発売日は不明ですが、9月26日の18:00より日本向けの発表があるようです。
Source: Nothing
SNSフォローはこちら→