Image: Google
5月8日、「Google Pixel 8a」の発表と同時に予約販売が開始されました。
廉価版でも、プロセッサはPixel 8/8 Proと同じ
Pixel 8aは、Pixel 8シリーズと同じ「Tensor G3」プロセッサが搭載されており、処理能力はPixel 8/8 Proと同等です。なお、最適化によって変わる部分ではあるので、若干差が出る可能性はあります。
同プロセッサは、Cortex-A715が4つ、Cortex-A510が4つ、Cortex-X3が1つの合計9コアで構成されており、Antutu (v10)のスコアは110万前後となっています。
その他の主なスペックは以下通りです。
- ディスプレイ:6.1インチ(1080 x 2400)OLED
- バッテリー:4,492mAh
- カメラ:64MPの通常と13MPの超広角
- ストレージ:128GB/256GB
- メモリ:8GB
- 生体認証:画面内指紋認証、顔認証
- OS:Android 14
- 重量:188g
- 防塵・防水:IP67
ディスプレイは最大120Hzに対応しており、最大輝度は1400ニト(HDR輝度)と、前代のPixel 7aよりも高性能なディスプレイとなっています。バッテリーは通常で24時間以上駆動し、スーパーバッテリーセーバーモードを使用すると、最大で72時間駆動するとのことです。
有線充電は最大18W、ワイヤレス充電は7.5Wと、最近のスマホと比べると充電速度は遅いようです。
AI機能がモリモリ
カメラや音声関連のAI機能が魅力のPixel。今回の製品も消しゴムマジックや文字起こしに加えて、写真に写った人の表情を変える「ベストテイク」や、音声のノイズを取り除ける「音声消しゴムマジック」など盛りだくさんです。
カメラはPixel 8と同じではないみたい
画素数は背面が6400万画素の広角と、1300万画素の超広角で構成されたデュアルカメラです。前面はパンチホールディスプレイに埋め込まれた1300万画素のカメラとなっています。
Pixel 8/8 Proと比較すると、画角が若干狭かったり、LDAF(レーザー検出オートフォーカス)センサーが省かれているみたいです。
写真は夜景モードやポートレートモード、ウルトラHDRなどにも対応しており、動画は背面で最大4K 60FPS、前面で4K 30FPSで撮影可能です。
デザイン
外観はPixel 8とほぼ変わらず、背面はガラスでフレームもアルミニウム製です。また、本体とカメラバーには100%リサイクル素材のアルミニウム、製品の全重量に対して24%のリサイクル素材が使用され、環境にも配慮されています。
本体サイズは152.1x72.7x8.9mmで、ディスプレイサイズはPixel 8より0.1インチ小さい6.1インチです。
カラーバリエーションはAloe、Bay、 Porcelain、Obsidianの4色です。今までのPixelらしい色で展開されています。
Pixel 7aより価格は少し上昇
米国での価格は128GBモデルが499ドル、256GBモデルが559ドルと設定されていて、日本での販売価格は7万2600円からで、前モデルのPixel 7aから9900円の値上げとなります。
しかし、OS、セキュリティ、Feature Drop のアップデートが7年間提供されることを考えると、意外と安いのかもしれません。
Google Pixel 8aとケースや保護フィルムなどのアクセサリは、本日よりGoogle公式ストアから予約購入可能で、4月14日(火)に発売予定です。また、ドコモ、au、ソフトバンクからの発売も決定しています。
Source: Google