Image: Hawaiian Airlines
ハワイアン航空(Hawaiian Airlines)は2月8日(現地時間)、SpaceX社の衛星インターネット「Starlink」が一部のフライトで、機内Wi-Fiとして利用可能になったことを発表しました。
フライト中も地上並みのインターネットを
Starlinkは、衛星を利用したインターネットで、自宅はもちろん、山や海など一般的に接続できない場所でも、接続を可能にする素晴らしいソリューションです。(しかも高速!)
ついにそれは、空でも接続可能に。
なんと飛行機の屋根にStarlinkのアンテナが搭載されちゃいました。
ハワイアン航空とStarlinkによる多様なテストの一環で、ハワイアン航空の従業員がフライト中にゲームをしたり、映画をストリーミングしたり、ファイルのダウン/アップロードも行ったそう。
テストをもとにStarlinkを調整し、ユーザーエクスペリエンスを改善した結果、太平洋の最果てを横断している最中でも、地上並みのインターネット体験を提供可能に!
対象のフライトは?
Starlink Wi-Fiが最初に提供される便は、ホノルル(HNL)→ロングビーチ(LGB)のエアバスA321neo(N228HA)で、今後数ヵ月で他のA321neoでも順次導入されるとのこと。利用料は無料、事前登録も不要で、搭乗した瞬間に利用可能になるようです。
ハワイアン航空は、春までに全13機のA321neoにアンテナを設置し、年末までにA330、最終的にはフラッグシップ機のボーイング787-9にもStarlinkの搭載を予定しています。東京 →ホノルル (HNL) の機材はA330なので、日本からのハワイ旅行も今年から、より快適になるかもしれません。
ちなみに、Starlinkが利用可能な機材には、機体にそれを示すステッカーが貼ってあるようです。
登録不要で料金もかからず、なにより高速な機内Wi-Fiが使えるなんて夢のようです。ハワイアン航空を皮切りに、各航空会社に導入していただきたい!
Source: Hawaiian Airlines, Starlink