Image: Nothing
イギリスのコンシューマー・テクノロジー・ブランドNothingのサブブランド「CMF by Nothing」から、スマートフォン「CMF Phone 1」、完全ワイヤレスイヤホン「CMF Buds Pro 2」、スマートウォッチ「CMF Watch Pro 2」の3製品が発表されました。
CMF Phone 1 - パーツを交換できるCMF初のスマートフォン
CMF Phone 1は、ネジを外すだけでバックパネルを交換できるユニークな設計が特徴です。右下のダイヤル部分にはスタンドやストラップなどのアクセサリを取り付けることも可能。
さらに、バックパネルのCADデータがコミュニティで公開されているので、3Dプリンターを使ってオリジナルのアクセサリを作ることもできます。
スペックは6.67インチ120Hz AMOLEDディスプレイ、MediaTek Dimensity 7300 5Gプロセッサ、50MPのメインカメラ、5000mAhのバッテリーなど。OSはAndroid 14ベースのNothing OS 2.6が搭載されています。
デュアルカメラのように見えますが、上のレンズは深度測定用のものだそうです。ちなみに、NFCとワイヤレス充電は非対応です。
カラーバリエーションは4色。価格は199ドル(約31,000円)ですが、日本での発売時期は未定です。
CMF Buds Pro 2 - スマートダイヤルで操作性が向上
Buds Pro 2は、ケースについたダイヤルを押すとノイズキャンセリングの設定や音声アシスタントの起動、ひねると音量や再生アクションが行えるなど、ケースがコントローラーとして機能するのが特徴です。
スペックは11mmドライバーと6mmツイーター、LDACコーデックのハイレゾ対応、50dB HYBRID アクティブノイズキャンセリング、デュアル接続、IP55の防水・防塵など。
価格は11,000円。8日から先行予約購入が可能で、12日から一般販売が開始されます。
CMF Watch Pro 2 - ベゼルが交換できるモダンなスマートウォッチ
Watch Pro 2は、交換可能なベゼルを採用したラウンド型のスマートウォッチです。1.32インチ466x466の60FPSディスプレイ、620ニトの高輝度、心拍数や睡眠などの基本的な健康管理機能を備えています。
ソフトウェア面では、カスタマイズ可能なウィジェット、ジェスチャーコントロール、ウォーミングアップ動画、Apple HealthやGoogle Health、Stravaとの連携など、前モデルのWatch Proと比べて大幅に進化しました。
また、GPS、GLONASS、Galileo、Beidouに加え、日本のみちびき(QZSS)にも対応し、正確なルート記録が可能です。
価格はBuds Pro 2と同様の11,000円で、8日から予約購入可能でしたが、7月10日時点で先行予約分は完売しており、12日から一般販売が開始されます。
また、Buds Pro 2またはWatch Pro 2の購入特典として、「Nothingステッカーセット」がもらえます。無くなり次第終了とのことなので、欲しい方はお早めに。
Source: Nothing